アナサンゴモドキ類もダメなやつはダメみたいで、白化後、死んでしまったものはうっすらと藻類が付着したり、シアノバクテリアが付着したりしています。ポイントによっては相当なアナサンゴモドキが白くなっているので、「アダン下」「送電線」なんかやばいかも、ですね。18号の水温低下でどれだけ盛り返せるか・・・
不思議なことに枝状のヤツデアナサンゴモドキや写真のアナサンゴモドキはひどい状況ですが、被覆タイプのカンボクアナサンゴモドキや板状になるイタアナサンゴモドキはわりと平気ですね。
送電線(トゥナカ)のヤツデアナサンゴモドキの白化状態。広範囲に及んでいます。
尼岡先生の「日本産カレイ・ヒラメ類」が東海大出版会より出版されました。全種のカラー写真、学名の変更など、最新の情報です。ぜひお買い求めください。
逃避行説、もとい透皮交接。ペニスフェンシングの後、勝ったほうがペニスをグサリ。注入された精液は表皮直下にダマになっていますね。これが体液によってしかるべき器官に運ばれます。
これはもやし入りラーメンが食べたくなるイソギンチャクでした。そこで思い出した! アダン下の16mのカクレクマノミのセンジュイソギンチャク消失事件。こないだ亀に食われた説を聞きました。
以前、イソギンに近づいたタイマイがクマノミ一家総動員の攻撃を受けているのを見たことがあります。クマノミがなぜカメを・・・とそのときは関係性がわからなかったのですが、やはり。イソギンを食おうとしているカメを追い払うのに必死だったのです。
ポイントによって周囲を徘徊する捕食者のカスミアジなんかの影響もあって魚の凝縮度が異様に強いところがあります。その日その日で少しは違うのでしょうがうまくギッシリに出会えれば言うことなしですね~ ここのところ座間味では濃ゆいところは濃ゆいでっせ~
で、天候不順のせいなのか水温上昇は一休みで、今日の内海私のダイコンで29.7~30.0度といったところでうすら寒かったです。サンゴも一息ついたかな。