阿護ノ浦のやや深いトコロで、昨年は見ていなかったミドリイシが数種類増えてきています。この湾内は一時ほぼ壊滅状態となっていたので、環境は回復傾向にあると言えるでしょう。ヒトミシリハゼの着くような、タッパのある種も、以前に比べてごくわずかではありますが見られるようになりました。アナサンゴモドキもオニヒトデにやられて死滅した部分が残るものの、食害を免れた部分の再生が著しく、全体としてなかなかいいカンジです。

ここのところ内海のミドリイシのサイクルが、夏~初冬にWSDでボロボロ死に、冬~初夏でちょっと頑張る、みたいな傾向に見えました。ことしはなんとか年間を通して頑張っていただきたいものです。 さて、サンゴに頑張ってもらうために我々がすべきことは・・・