これは10年ほど前のチシと呼ばれるポイントの礁池~礁原です。あたり一面エダサンゴで埋め尽くされていました。多様性を欠いた、寡占状態でした。白っぽいけど、もともとこういう色のサンゴで、元気いっぱいの状態なのです。
しかし1998年(だったっけ?)の大規模白化現象後、しばらく壊滅状態になりました。近隣のサンゴ礁も回復傾向のところへオニがやってきて、全くサンゴがない、茶色の藻で覆われたような状態が数年続きました。では今はどうか。礁斜面では若干回復が見られるようです。でも礁池から礁原は見てないんだな。誰か見た?
下は同時期のチシ、礁斜面のサンゴ礁。スキマがないくらい、イシサンゴ類で覆われています。まあこのころは本島からの大きなダイビングボートもあんまり見なかったしな。