ウミウシの交接は出会ったらすっと交接器をくっつけて、精子をやりとりして終わり、なんて単純なのが多いのですが、このイシガキリュウグウはさにあらん。まずは口を広げてお互いを愛撫、交接器をもりもり突出させてあちこと撫でまわします。このカットは広げた口が相手の鰓を舐めた後で、まだすぼめた口が鰓の先端を咥えています。
濃艶な行為の割には実は交接は一瞬。相手の交接器の根元に先端を突き刺して数秒で終わり。精子は一方通行です。もうかたっぽのはその次のやりとりかな、そこまでは観察していません(時間がないっちゃ)。
明日は全便欠航になるであろうことから、今日の定期船は急遽フェリー2航海になりました。でも満員だろうなあ・・・ 例年では信じられないくらい観光客いるもの。