いろいろな白化のなかでも、もっともつまらないので無視されがちだけど珍しい、というのを紹介します。ユビエダハマサンゴ。先月末のことでした。場所は阿真アパート前(笑) ・・・当アパートの排水はきちんと下水処理されているのでカンケーないと思います~
白化している部分と健康な部分の境界。
本種は汚染や環境悪化に強いらしく、ミドリイシ類などがホワイトシンドロームで壊滅したようなエリアでも生き残っています。また、オニヒトデにとっても美味しくないみたいで、本種の大群落はオニ襲来の影響をほぼ受けません。
今回の場合は周囲のミドリイシ類をはじめとする造礁サンゴがきわめて健康に生育しており、座間味村域でも最も美しいといってもいいくらいの場所。なぜ本種が、というかこの群体が白化に至ったかは不明です。鬼の霍乱というやつだね。