座間味では季節によっては普通種といってよいウミウシなのですが、その分類学的位置についてはちょっと問題があります。・・・なんて固い書き方だろう。うまく同定できない、つまりわかんない、ということなのですが。
拙著ではクロシジリュウグウウミウシの色彩型のひとつという扱いでした。しかしどうも中間的な個体が出てきません。そこでこの属の種を詳しく見てみると、一番近いのは
Nembrotha chamberlaini Gosliner & Behrens, 1997。
インドネシアやフィリピンでとても多くの個体が撮影されている普通種のようです。
ところがこの種の背面の斑紋は鞍状のものばかりで、沖縄で見られるような線状のものはいません。はてさて。
沖縄のこの写真の種については、背面の線状斑紋はきわめて安定した形質ということもあり、今のところはcf. 付けることもなく不明種扱いが妥当と思います。
今日はゴーヤーの初収穫でした。今夜は順当にゴーヤーチャンプルーじゃ。
日食、一瞬でしたがしっかり見えました。最大食から2分後くらい? 3人でアパートの前で見ていて、その瞬間、拍手万歳をして叫んでしまいました。お隣さんがなんだなんだと出てきました(笑)
8時近くになってもう一度太陽が顔を出しました。今度は4人で見ました。