撮影システムの発達によって海中においてもマジ小さな生物が写せるようになりました。エビカニウミウシとジャンルを問わず2ミリ程度のものはもう普通に撮影されていますね。
そういう中で意外にまとまった撮影がなされていないのが、微小貝の生態の世界。ダイバーによる海中写真でもウミウシに似てたりするのをぽつりぽつりと見かけるくらい。まあこれは正式な分類単位ではなくミリ単位の貝の総称ですから、こういうくくりにあまり意味はないのかもしれません。
でも微小貝で検索すると、そこにはとても深い深い世界が(笑)
一般に知られているのはやはり貝殻だけで、実際の生きた姿はナゾだったりします。まー名前もナゾってのが珍しくない。幼貝ってのもやっかいだし・・・
砂地ならドレッジで採集できるでしょうが岩場ではそれもかなわない。打ちあがったものはすでに死貝。貝殻の弱いものは打ちあがる前に消えてなくなるでしょうし。
アワツブガイの仲間。この姿から貝殻の形状はわかりませんね。逆もまた。この種は後鰓類なので、ウミウシダイバーにとってはストライクです。これは打ち上げで見つけることは難しいだろうなあ。
これは貝ですね(笑)。前鰓類。なんでしょうね。きっと知られていると思う。しっかりした貝殻で打ち上げOKだもの。
貝殻背負っていて「おっ」とか思っても細い触角が見えたりした瞬間、がっかりしちゃうのがウミウシダイバーだからなあ。もう少しまともに撮影したいとこだけど、ウミウシ探すのに必死なので・・・