といっても白いウミウシではありません(笑) 2ヶ月前の10月のことですが、シャコガイの白化をはじめて見ました。外套膜の一部、端から褐虫藻が抜け出してしまっています。周囲のシャコガイで白化したものは見当たりませんでしたので、それほど深刻なケースではないと思われます。
水温は27度台と思われ、原因が高温ストレスで無いことは明らかです。ではなにか。ホストのシャコガイに起因するものかもしれませんが、最近陸由来の細菌によるサンゴの白化が報告されているので、この場合もそういったものの可能性があります。下水処理や大雨による表土の流失・・・
そうするとサンゴ礁保全というのは、今のような対症療法では不十分かもしれません。ではさらにナニヲすべきか。政治や行政がそういった認識を持ってコトにあたることなんでしょうね。