下の娘の入学式で、家内が保護者挨拶することになったらしく、うんうんうなっているので挨拶文を考えてやりました。いろんな例文が出回っているのですが、どれもくっだらねーので国家の品格を参考に思うまま書いてみようとしました。でも筆が滑りまくって先生方がブッ飛びそーなので、やめにして、普通に、やわらかく書きました。最初のほうにちゃんと聴衆を引くネタもほうりこんであります。
皆様、本日は私たちの子供達のために、たくさんのお祝いの言葉をいただき、まことにありがとうございます。
4月に入り、めまぐるしく変わる天候の中、なかなか乾かない洗濯物に悩まされ、ときどきはちょっと臭い服も着ることがあるかもしれません。はい。それはともかく、6年前に生まれた子供たちが、ここに無事ハレの日を迎えることができたのはたいへんめでたく、うれしいことであります。
子供たちは、これから学ぶことがたくさんありますが、論理偏重とならず、自然への感受性、もののあわれ、人の和、思いやりの心など、情緒や伝統に由来する形をきちんと学んでいってほしいものです。
教科書には書かれていない、たいせつなこともたくさんあり、友達や先生、地域の人たちとの関わり合いの中で学ぶこと。もちろん、教科書に書かれていることはちゃんと勉強してください。そして本をたくさん、たくさん読んでください。
さて、子供たちにはまっすぐ伸びていってほしいものです。理屈はいりません。正しいことは正しい、ダメなものはダメ。やるべきことはやる。問答無用です。そして努力すべき時と事柄を自覚してきちんと物事に向かい合える人間になれるよう希望します。
最後に、本日の式典を準備し、お祝いくださった先生方、ご来賓の皆様に深く感謝申し上げて、保護者代表の挨拶とさせていただきます。
本日はありがとうございました。
ってか。家内には印刷して渡してありますが、どこまで忠実に読むかは、当日にならんとわからんね。わしゃお客さんいるんで出席しないんだけどね。んがっ。