ついでといってはなんですが、砂地に棲息する色つきキヌハダを。
ここまでくると種の特徴がハッキリしていて何の苦労もありませんね。まずタスジのキヌハダ。でもよく見るとはいえ、何を食べているのかわかりません。こうして砂地に何種類ものキヌハダが棲むということは、なにか競合を避けるものがあるはず。それはたぶん食性。
Gymnodoris sp.22
これは食性もハッキリしているスミゾメキヌハダウミウシ。しかし白い砂地にこの黒色は・・・警戒色なのでしょうね。つまりこれが付いているハゼにも恩恵がありそうだ。一般に言われる寄生はつねに片利にあらず。