めんどうなところから入ります。
まず、はっきりしているオオエラキヌハダウミウシ。鰓は完全円形で各軸の外側のみが赤くなります。腹足縁も赤い。
こういう個体は鰓を見ただけでイッパツ。
「沖縄のウミウシ」p.116 オオエラキヌハダウミウシのサブカットの個体。デスゴスレンスでは不明種、G.sp.6になっています。鰓の軸のみならず羽のほうまで彩色されます。腹足縁は無色。そして彼の書の記述では「丸っこい頭は触角のすぐ前方までで、その前方の低い部分は広がり、オレンジのブツブツで区切られる」
Gymnodoris sp.19
このカットは岩の上に載せたものです。だめでしょ。潜っちゃうからか。
上のものとは頭部の形状以外はほぼ同じ。さあ、違いを見つけよう。まさかアタマの形、変えないよね。
Gymnodoris sp.20
こちらは鰓の基部を見ればイッパツ。ほぼ横一直線。白い鰓にはよく見ると赤い細点がちらほらと。
Gymnodoris sp.21
砂地の白いのはこんなものかしら。