「沖縄のウミウシ」p.121のNo.245 、
Gymnodoris sp.10 は ゴスライナーの図鑑のウスギヌウミウシ
Gymnodoris subflava Baba,1949 によく似ています。
しかし、鰓の基部の形状がこちらは後部に小さな途切れがある円形である(鰓の生えている根元は細く白くなって見える部分)のに対し、かの図鑑のものは弓状、原記載の画も弓形です。当初、おおこれは落ちたかなと思いましたが、やっぱりこれはすこし考えてみよう・・・(ここではGymnodoris sp.1にしとこう)
キヌハダウミウシの仲間については、いまだ沖縄に何種類いるのかわからない、奥の深いヒトタチです。今まで1種と思っていたのが2種だった、なんてのはたくさん出てきそうで、この春の楽しみです。
ちなみに分類形質ですが、
鰓の基部の形---完全な円か・後部がわずかに途切れるか・弓形か・ほぼ直線か。
鰓の全体の形---大きさ、彩色、分岐数
なども参考にするといいですね。そこで撮影については、よさそうなポーズをお好みで押さえた後、真上からの写真があると分類する時役に立ちます。
昨日はぶり大根を作りました。うまかったです(自画自賛)。本やサイトによって、ずいぶん作り方が違いますが、よほどのことがない限り、ぶりと大根の組み合わせで不味かろうはずが無い(笑)
今日は大根ステーキでも作ってみようかなあ。