これもウミウシガイドブック初版の見解に後戻りです(汗) 「沖縄のウミウシ」では馬場、1969において両種の違いが歯しか述べられていなかったこと、また相模湾産後鰓類図譜の画に惑わされたこともありますが・・・決定打はラドマンの見解でした。そういった経緯で
T.albaをシノニムとしていましたが、今回ゴスライナーほか、2008に従います。変異と思っていましたが、中間的なものが出てこない。これでスッキリしました。
まず、シロハナガサウミウシ
Tritoniopsis alba (Baba, 1949) ・・・ゴスライナーほか、 2008では著者にカッコがありませんが、当初の属から変更があったため必要です。
本種の特徴は背中に白い斑紋が無いことと、背側突起が寝ている(地面に平行)こと。背面はちょいとブツブツ。写真では背側突起の先端が明瞭に写りにくい(笑)
下の写真です。
ユビノウハナガサウミウシ
Tritoniopsis elegans (Audouin, 1826)
本種の特徴は背面に白っぽい斑紋が散布していること、背面は滑らか、背側突起は幾重にも分岐していること。
ああ今日もこんなこと書いてるうちに半日が過ぎてしまった~ もうお昼だ~