いつも決まったところで見られるウミウシってのもいるもんです。キシマオトメとか、このカトウイロウミウシもそう。
同じポイントで見られるとは言っても他に出物が少ないこともあって、時化のため致し方なく、なんていう場合でないと行かないんですね。で、今年もGWの前半致し方なく行くことになって、捜してたらちゃんと出てきました。
ゴスライナーほか、2008では不明種扱いですけどね(  ̄っ ̄)ムゥ アリャたぶん馬場先生の論文、見てないと思われ。
原記載では
「かたち」 1、長い長円形で 2、小さな円錐形の突起がまばらに散布し、3、鰓は7つに分岐。
「色彩」 1、体地色は白色半透明、2、明るい黄色の縁 3、触角と鰓はバイオレット(ゴスライナーはこれをブルーとしているから読んでいないね) 4、朱色の線(複数)が外套縁に添う。一部は分岐し、ときに他の線と繋がる。
ほらね、ぴったしカンカンでしょ。拙著の文章はほぼこの直訳に近いものです。
ちなみに原記載にはこの写真そっくりの画も出ています。
で、正誤情報として、直していただきたいのは属について。Goslinerは
Chromodorisにしていますので、これはそのままいただきましょう。
Chromodoris katoi になります。