ダイブサービス小野にぃにぃについて
■潜り方
[アンカリング]
ダイビングスタイルは生物観察や撮影に最も適したアンカリングです。最大深度は普通18~25m。無減圧潜水が原則ですが……。ゆっくりコースをまわってウオッチングや撮影のネタを探し、船の近くに戻ってからはフリータイムになります。
[フリータイム]
ご自分の世界に入ってください。ただしこの時のエリアは安全のため船もしくはアンカーラインが見える範囲に限ります。ちょっと狭いようですが透明度が25mあれば直線で50mほどになります。7m以浅でチッソをぬきましょう。3~5mでの安全停止を兼ねますので、水深と時間は意識してください。
[潜水時間]
潜水時間はポイントにもよりますが60分少々です。タンクの残圧はエグジット後最低でも10キロ/平方センチメートル以上残してください。みんな一斉に、ではなく各バディがそれぞれの判断でエグジットします。が、できればみんな一緒に(笑)。普通は10リットルタンクを使用しますが、エア消費の多いと思われる人には本数は少ないですが12リットルタンクもあります。
[スーツ]
雑誌や他のWebsiteで勧めるスーツよりもワンランク厚いものを用意したほうがいいかもしれません。40分から後は案外冷えてきます。冬はドライもいいでしょう。
[カメラひも]
船には4本のフック付きひもが用意してあります。手渡しではなく、これにつり下げることで、あぶくのチェックなどより安心のハウジング使用ができます。上がるときもこれを利用します。2台お持ちになればコース上はマクロ、船の近くでワイドというハウジングの選択も可能になります(これはアタマの切り替えが思ったほどうまくいかないのですが……)。また、2台持ったまま泳ぐという人はいつでも選択できますね。
■料金
2ボートダイブ/1日で12.000円です。タンク・ウエイト・ガイド・保険・ソフトドリンクの料金が含まれています。
1ボートダイブ/1日は6.000円。ちょうど半額です。
うっかり3ボートダイブをしてしまった時は18.000円です。
タンク・ウエイト・ガイド・保険料込みの料金です。
レンタル:レギ(Sプロ)2.000円・スタビ 1500円・スーツ(5mmのみ)1500円・3点セット1500円など。
※ 上記料金に消費税が別途加算されます。
料金改定について:
ダイブサービス小野にぃにぃ発足時より17年、料金改定せず、また消費税も上乗せせずにまいりました。しかし当店も消費税や燃料費等々の諸物価の価格上昇と無縁ではいられず、つきましては2015年1月1日より、上記の現行価格に消費税分を加算してご請求させていだだくこととなりました。たいへん申し訳ありませんが、ご了承のほどよろしくお願い申し上げます。
■宿泊
座間味の集落内のものをいくつか紹介することもできますが、ご自分で予約されてもOKです。
最新の情報について:
フェイスブックで投稿をしております。ぜひご覧ください。
https://www.facebook.com/atsushi.ono.568
ご質問やご予約は以下のメルアドへ。
ononini@gmail.com
初見のヒモムシでがんす。本種の頭部の斑紋にやや似たものを持つ種は知られていますが色が褐色。本種と同じ色の種で知られているものは頭部に斑紋がありません。これを含めると南西諸島のヒモムシはけっこう種類があるのだなあ。誰も見向きもしませんが(笑)
褐虫藻が抜けて、透明になってしまったイソギンチャク。でもこれも一時です。
久しぶりにブログも開いてみました。まあ、こちらはこちらで。
アナサンゴモドキ類もダメなやつはダメみたいで、白化後、死んでしまったものはうっすらと藻類が付着したり、シアノバクテリアが付着したりしています。ポイントによっては相当なアナサンゴモドキが白くなっているので、「アダン下」「送電線」なんかやばいかも、ですね。18号の水温低下でどれだけ盛り返せるか・・・

不思議なことに枝状のヤツデアナサンゴモドキや写真のアナサンゴモドキはひどい状況ですが、被覆タイプのカンボクアナサンゴモドキや板状になるイタアナサンゴモドキはわりと平気ですね。

送電線(トゥナカ)のヤツデアナサンゴモドキの白化状態。広範囲に及んでいます。
尼岡先生の「日本産カレイ・ヒラメ類」が東海大出版会より出版されました。全種のカラー写真、学名の変更など、最新の情報です。ぜひお買い求めください。
逃避行説、もとい透皮交接。ペニスフェンシングの後、勝ったほうがペニスをグサリ。注入された精液は表皮直下にダマになっていますね。これが体液によってしかるべき器官に運ばれます。

これはもやし入りラーメンが食べたくなるイソギンチャクでした。そこで思い出した! アダン下の16mのカクレクマノミのセンジュイソギンチャク消失事件。こないだ亀に食われた説を聞きました。
以前、イソギンに近づいたタイマイがクマノミ一家総動員の攻撃を受けているのを見たことがあります。クマノミがなぜカメを・・・とそのときは関係性がわからなかったのですが、やはり。イソギンを食おうとしているカメを追い払うのに必死だったのです。
ポイントによって周囲を徘徊する捕食者のカスミアジなんかの影響もあって魚の凝縮度が異様に強いところがあります。その日その日で少しは違うのでしょうがうまくギッシリに出会えれば言うことなしですね~ ここのところ座間味では濃ゆいところは濃ゆいでっせ~
で、天候不順のせいなのか水温上昇は一休みで、今日の内海私のダイコンで29.7~30.0度といったところでうすら寒かったです。サンゴも一息ついたかな。
フシギなものを撮影してしまいました。なんか、ウンコしてるヒラムシ(笑) こんなところに肛門はないはず。っていうか肛門持たない。ウンコは口から戻す。でもこれ、どう見てもウンコしてる・・・
これが本当に排泄であるならば、同定を含めいろいろ考え直さなくてはナリマセン。
Pseudobiceros sp.


カイメンウミウシ属の1種。Atagema sp. Gosliner et,al, 2015 でAtagema sp.7あたりのものと似ていますが同一との確信は全くないです(^^;。背景の卵塊を先に見つけて、これは産みたてなのでお母さんが近くにいるに違いないと思ったらすぐ脇にいてはりました。でも繋がってないので関係性は類推です。
当初感じたことなのですが、これはカエルアンコウに似ています。ひょっとして擬態してるの!?