写真はスズコケムシの仲間。でもコケムシとはまったく別の生きものです。内肛動物といい、触手冠の上面に口と肛門があります。それに対してコケムシは触手冠の下面に肛門があり、外肛動物といいます。スズコケムシの仲間はこの写真のようにカイメンなどの体表に着生することが多く、パンダツノウミウシなど
Trapania属のエサになります。
内肛動物は群体性と単体性のものがあり、区別はフィールドでは意外に難しい。群れているから、といって群体性とはかぎらないのだ。単体性の個虫の集団が環境の変化によって、せ~の、で移動したりもする。なんと歩くのである。
今日はまた長~いダイビングでした。ロクハンでも薄ら寒いです・・・ ヤシャの再リクエストで、昨日・今日と2本のダイビングでヤシャをファインダーで捉えている実質的な時間がなんと80分超! 16mなのに減圧直前。まあ、ゲストが一人ですので、こういうことも。私はその横で、うろうろ、うろうろ・・・
で、こんなんみっけて写してました。