8月半ばくらいに近所のW君がゴマモンの餌食となりました。額を一円玉くらい噛み切られて血ダラダラだったそうです。丸く噛み切られているので縫えない、やっかいな傷とのこと(本人談)。こればっかりは、襲われて初めてアタック・ゴマモンとわかるわけですから、始末が悪いです。営巣して孵化するまでなので、まあ、たいした期間ではないのでしょうけど。
産卵直後はうまくすると寄れることがあります。タマゴをフーフーするのに一所懸命です(まだ強力な防衛本能のスイッチが入っていないのかも・・・)。この写真のゴマモンのあごの下あたりに見える、縦に細長い、暗いピンクのカタマリが砂と絡められた卵塊です。ニコノス15mmでの撮影ですから、サカナまで30センチあるかどうか・・・。いきなりガッとこられたら防ぎようが無い距離ですので、撮影には覚悟も必要です。