今日はとあるポイントで、ずううううっと見たいな~と思っていたミノウミウシを見ました。コイツは頭楯目のゼリー状卵塊に潜り込んで中の卵を食べます。表面を少し動き回っては潜り込むのですが、まあその、もぐりこんだ時の姿つーたらまるでイモムシ。ミノどころかウミウシにはとても見えません。で、一個一個の卵を吸い取るように食べていく。同時にどんどん潜り込んで道も作っていきます。モグラみたいだ。そして入った穴とは別のところに出てきます。
以前、チゴミノみたいなのが卵塊にくっついてるのを見たことがありますが、この時の個体は触角が一箇所膨らんでいたんですね。体全体が白く触角だけが黒い、というミヨーなヤツだったけど、チゴミノくさかった。今回のは鞭のような触角。間違いない、東南アジアで出ているののひとつに似てる。
今日は卵塊を20くらい見たんだけど、なかに怪しい異物の入っていたのもあったな~、今思えば・・・。よくよく見ないとあかんな。