ウェブで池の作り方を検索してみると、なんとまあ、めんどくさい(笑) 私の池のサイズになると、もう一般的なDIYのレベルじゃないみたい・・・
でも、もう作っちゃったので、いまさらああだこうだ言っても詮方ない話である。
長さ2m、幅1.2m、深さ最大40センチ、手前側30センチ。思えば水洗トイレのようなカタチである(笑)
1.当該地盤はもともと重い粘土質でしたので、片足ケンケンでよく踏み固めて、作ったコンクリを流し込む。まあ、大体のカタチを園芸用シャベルでペタペタと。厚さ約3~5センチ。
2.翌日、その上にモルタル仕上げ。厚さ3~5センチ。繊細な作業のできる小さな左官用こてを使って出来上がり(笑) メタルラスなんて使わない。地盤がしっかりしていれば、ひずみもあまりないと思う。
反省点: ブロックとの接点は、ブロックを十分濡らしてから盛るべきでした。同じく最初に作ったコンクリにモルタルを重ねるところも濡らしてから・・・ 漏れないといいけど。 盛る時にしっかり叩きながら乗せてるからいけてるはずだけどなー
主役のトウギョ。タイワンキンギョともいう。これは今年5月に生まれた子。2センチ弱。
6月半ばに生まれた子。まだ5ミリくらい。このくらいになればあまり落ちません。でも育ちが悪いなあ、先日稚魚の餌にするブラインシュリンプ(シーモンキーとも呼ばれる)の卵を買ってきたので、なんとか今生き残ってるのは全部育て上げたい。確実なサイズのものは15匹くらい・・・
昨日、娘が窓際飼育エリアにやってきて、なんだかんだしてるうちにブラインの水を70パーセントほどこぼしてしまいました・・・数千匹がワヤになってしもた~ その窓際。
緑色の瓶はグリーンウオーターが入っています。植物性プランクトンですね。これを食べる動物プランクトンのインフゾリアが仔魚の餌になります。これを卒業してやっとブラインシュリンプが食べられる大きさに。
トウギョは沖縄では絶滅危惧種に指定されています。うちにいる種親はもともと役場からもらってきたもの。トウギョが自然繁殖できるところは座間味ではほとんどありませんが、なんとか増やして役場に戻すことと、周囲の奇特なヒトタチに分けたい(笑)
沖縄でのトウギョの産卵期は5月~6月一杯。1匹のメスが2週おきくらいに百個前後のタマゴを産みます。孵化直後は2ミリくらいしかありません。ヨークサックと呼ばれるお腹の栄養袋が無くなる2~3日後から餌を食べ始めますが、このときの餌遣りをうっかり1日遅れても全部パーになります。
ものの本には卵黄とか書いてありますが、どうも食べてる痕跡が無いような・・・投入する餌(のつもりのもの)を餌にしていつしか湧いたインフゾリアが餌みたい。
とにもかくにもアナバス(トウギョの科)は難しいなあ。まあ、大きな池ならほうっておいても子が育つみたいなのでここでどうにかしたい、ということなんです。
この池は4,5日してから水を張り、1ヶ月ごとにアク抜きの換水をして3~4ヶ月後の使用になります。ああ、もう寒くなってからだな~ でもそこらへんに穴掘って池作って熱帯魚が飼えるなんて、子供の頃の夢だったんです。エンゼルフィッシュは無理やね。12度までは下がるものなあ。
P.S.この池作りは、セメンをこねる作業が半端な労務ではありません。背筋も腹筋もガチガチになってしまいました。シカシ!診療所から貰ってきた外用薬パテルテープ20とロキソプロフェンの内服で治りました。 明後日からダイビングなので今日明日はコンデジの外付けマクロのアタッチメントをやっつけよう!